「のみすぎ日記」2004年版 地酒&葡萄酒 錦本店 営業時間10:00-20:00 日・祝休
〒980-0012 宮城県仙台市青葉区錦町一丁目2-13 tel 022-224-1411
この「のみすぎ日記」は1989年4月創刊の月刊ミニコミ誌『ちょっと、のみすぎ村』で人気のコーナーだった?
編す〜長・川嶋の「のみすぎ日記」をネット上で継続しているものです。本家の『ちょっと、のみすぎ村』は
99号目の刊行で終了しました(逃げました)。
私は「家庭に仕事を持ち込むタイプ」でして、毎日一生懸命家で残業... つまり日本酒とワインをせっせと
呑んで飲んでおります。このページでは、日々の私の貧困な食生活などを徒然なるままにしたためております。
筆者 『ちょっと、のみすぎ村』編す〜長 川嶋吉幸
10月29日(金)「今日もアツカン親父」
最近急に寒くなったせいで、まだ体が慣れていない。とても寒い。「何を飲もうか?」
なんて考えるよりも、とにかくあったかいものを飲みたい気分。迷うことなく刈穂の
山廃純米『燗あがり』を飲む。燗あがりとは、冷やや常温よりもお燗にすると更に
美味しくなる酒のことを言う。そのまんまのネーミングが分かりやすい。
酒の肴は三日続けてターキーの湯豆腐。準備してから10分以内に食べられるしあ
ったかいし、ヘルシー。豆腐一丁とネギ一本だけでも十分だ。あっさりしているので
三日食べ続けても全く飽きない。簡単だし金もかからないので、私の配偶者からみ
れば、私はきっといい配偶者に違いない。酒さえ飲まなければ...。
一升瓶の裏に「40度くらいのぬる燗でお召し上がり下さい。」と書いてあるが、無視。
前にも書いたように、この温度は中途半端でとてもストレスを感じるのだ。よって今
日も45度くらいのアツカン。
ふくらみのある味わいの辛口で、のどごしスッキリ。「いい加減やめなさい。」と
言われないと延々と飲み続けてしまいそう。
11月3日に鳥心の流れ板・健が刈穂の蔵に行く。私は秋田弁の通訳として同行。
もちろん福乃友にも顔を出す。3日の夜も45度のアツカンだゾイッ。
刈穂・山廃純米『燗あがり』1.8L 2,550円 「寒い日はアツカン!!」
10月28日(木)「アルノー・アントのACブルゴーニュを超えたACブルゴーニュ」
ブルゴーニュはムルソーに本拠地を持つドメーヌ・アルノー・アント。『マキコレ』
の一つだ。今日はこのドメーヌの『ブルゴーニュ・ピノノワール'01』を開けた。夕方、
某ワインバーのオーナー:通称『YABANJIN』がやって来たので、これを進めた
ら「ACブルゴーニュにしては随分高いねー。」と言うので「へん、飲んでみろいッ。
ビックリすんなよー。」ということでテースティングさせたのだ。
「おーっ、いいねー!!。買うッ。」と早速注文をくれたYABANJIN。「どうだッ。」鼻を
ピクピクさせる私。ちなみに値段は3,500円。でも実は中身はヴォルネーの格落ち
なので、事情通の方なら決して高いとは思わないだろう。
この残りを家に持ち帰ってじっくりと飲む。コルクを抜いてから5時間ほど経過して、
やや香りの力は落ちたものの、それでもグラスに鼻を近づけた瞬間にブワーッと
香りが立つ。ほのかな甘味と適度な厚み。やや薄めの色合い。どれを取っても好
ましい。
今の状態は、人間に例えれば、若者から大人に変わろうとしているところ。今飲ん
でも十分美味しいけど、あと一年熟成させれば相当「いい大人」になりそうだ。
一年間セラーに入れて我慢できる方は是非どうぞ。
10月27日(水)「熱燗の勧め」
朝から「今晩は熱燗飲むどーっ。」と不埒な事を考えていた。家路へのチャリンコはほんと寒かった。体は冷え
切ってアツカン飲むのには最高のシチュエーション。酒の肴は湯豆腐。2時間ほどダラダラと飲み続けるには、
こういうあっさり味がいい。酒は『萩の鶴・純米原酒辛口』。度数はやや高めで、厚みのある味わいなので燗酒
にも向いている。話はそれるが、燗の温度は熱燗が好き。一般的には人肌のぬる燗がいいと言われているが、
40度くらいの温度は熱くも無く冷たいでも無く、とても中途半端でストレスさえ感じる。
それに飲んでいるうちにあっと言う間に冷めてしまう。
ちなみに、誰が決めたのか生酒は冷やして飲むというのが一般常識だが、そんなことは無い。いっぺん純米生
原酒のお燗を飲んでみるといい。それはそれは美味いのだ!!。
話しは戻って今日のアツカンの話し。湯豆腐用の鍋は鉄製で底が平らなものにしている。土鍋がいいのだろうけど
不精な理由でこれにしている。鍋に豆腐やネギを入れる。その片隅に酒を入れたお銚子をトプンと入れる。
お燗をつける手間を省いているのだ。底が平らじゃない土鍋だとそんな不精は出来ないのだ。
本当なら「あいよ、おまいさん。」なんて感じで配偶者が火鉢の鉄瓶でつけた燗酒をお酌してくれるのが理想だが
そんなことしてくれる訳がない。1人で燗をつけ、手酌でもくもくと飲むのだ。
酒の旨みと適度な温かみが胃の中にしみわたって、たまりません。もう止まらない。燗酒はアルコールも少し飛ぶ
ので、じんわりと酔いが回る体に優しい飲み方だ。量にもよるけど...。
来年の春まで、当分アツカン親父になりそう。
9月2日(木)「なんでこんなに美味しいの!!」
おーじんじんのビストロ・ジョバンで私の好きなブルゴーニュの作り手マレシャルのオクセイ・デュレス・ルージュ
を飲む。2000年は酸がゆるめで2001年は酸にメリハリがある。どちらもきれいな酸で全体的なバランスが絶妙。
もちろんどちらが好きかは好みの問題だが、私は2001年派。あとは二日酔いで書けません。とにかくマレシャル
は赤も白もとても美味い。やっぱりマキコレ・ワインはいいねー。
8月31日(火)「手前味噌だけど、うめーッ!!」
つまらない訳があって三日ぶりに酒を飲む。今日は錦の酒。そう、その名の通り当
店オリジナルだ。長期熟成による濃い色合いで深みのある味わい。そして円やか。
この酒を販売するようになって10年以上になるがいまだに人気は衰えない。但し見
た目が悪いのか、有名じゃないせいなのか業務用では一切売れない。
でも美味いことに間違いはないので自信を持ってお勧めする。
改めてラベルを見てみる。「へっ、へたくそな字だ。」こんな変なラベルの商品なん
て見たことが無い。よく買う人いるよなー。
8月17日(火)帰宅後「やっぱ走ったあとはこれ。」
冷蔵庫に飲みかけの日本酒があったと思ったら無い。ガーん。「カーチャン、この前の酒はどうした?」「自分で飲ん
だんでしょ。覚えてないの?」余計な事言わなければ良かった。しぶしぶ近くのスーパーに買いに行く。「おー、こん
なところにこれがあるなんて。」出羽桜・純米・一耕を買う。当店では生を置いているが火入れを飲むのはかなり久し
ぶりだ。ジョギングを終えたあとで体内がスッキリとした感じで、本当は純米の生原酒を飲みたい気分だったがしょう
がない。この火入れ一耕は可も無く不可も無く平均点と行ったところ。冷えてる状態よりも時間が経つにつれ常温に
なったあたりが美味い。
普通に飲める酒ってなんだか安心するねー。
8月17日(火)「あれ、あれ、あれ。」
ふと気がついたらこのコーナー2ケ月もさぼっていた。御中元時期、酒屋は忙しいのよ。
とは言っても一滴も酒を欠かしたことはない。また書きまっせー。
6月24日(木)「たまにはビールでも。」
明日も飲み会といういことで、軽くビールだけで済ませる。暑過ぎるので冷たければもう何でも良いという感じでもある。
ビールには特にこだわりがあるというわけでは無いが、私はキリン・ハートランドが好き。青草のような清々しい香りと
適度なコクがありながら、スキッとしたのど越し。見た目も青草のようなグーリンの瓶でラベルが無いのも気に入って
いる。これを2本だけ飲んで終了。ほとんど飲んでないのに等しいので、今朝も絶好調。
あとは今晩も酒は押さえぎみにして明日はコッテリとワイン飲むどー。
6月23日(水)「きのうの福乃友を楽しむ会」について
会の内容と皆さんのアンケートをご覧下さい。
もちろん楽しく和やかに盛り上がり盛り上がりーッ。個人的には何事も無く今朝も無事。配偶者もいつも変わらない
態度。「さてと、次は25日(金)の個人的なワイン会だ。」今日と明日はおとなしくしてよっと。
6月22日(火)「福乃友を楽しむ会」
今晩は隣の鳥心で秋田の蔵元・福乃友を楽しむ会。夕べは台風の影響でドッサリと雨が降ってやっぱり私は雨男か、
なんて思ってたら今日は30度を越えてるんじゃないかというくらいの暑さ。はっきり言って日本酒を飲みたい気分では
ない。まっ、その後どうなったかは明日このページで。
6月20日(日)「私も人の親だった。」
トップページの「川嶋の独り言」に書いてあるので詳しいことは割愛しますが今日
は父の日で幼稚園の父親参観に出て、自分が父の日の主役になったことを実感。
配偶者が「今日は父の日だから、夜はどこかで食事しようか。」
と言う。私としては、外食だと車の運転をしなければならないので、美味しいものを
食べても酒が飲めない。「寿司か何かとって家で食べよう。」と答える。
「何がいい?。」配偶者の質問に私よりも先に子供達が「ピザっ、ピザっ。」
「じぁ、そうしましょ。」って、今日は私が主役なのに結局子供達の好きなものになっ
てしまう。でも嫌いじゃないのでピザに決定。冷蔵庫には日本酒しか無かったので
近所のスーパーに買い物に行く。辛口のロゼかカヴァ(注・左)にしよう。丁度いいの
があった。
『セグラ・ヴューダス。』1,000円ちょっとだったので迷わずこれに決めた。
宅配ピザの油っこさに良く合う。口の中がすっきりとしてグイグイ飲んでしまう。
30分ほどで一本カラ。暑い日はビールもいいけど、やっぱり値段の手頃なカヴァが
いいねー。
一応私の好きなビール、キリン・ハートランドを買っておいたけど、お腹も一杯になっ
たし、とても疲れたのでビールは飲まずに子供と一緒に夜8時に寝てしまった。
しかも翌朝の7時まで11時間もグー、グーと。
6月17日(木)「うーん、普通に美味しい。◎」
今日は秋田の『天寿・純米』。きのう四合瓶で懲りたので一升瓶を買う。堂々としていて実に頼もしい。我が子の成長
ぶりに目を細める親のような目でいとおしく瓶を見つめる。「美しい形だ。女性的な柔らかな曲線美。」「さ、さ、たんと
飲みなはれ。」と優しく微笑みかけてくれる...ような気がする。
さすがに一晩で一升を開けることはなくなったので、安心して堪能する。米の旨味をよく生かした、やや甘みのある
タイプで口当たりも柔らかい。決して派手さはないし「超美味しい!!。」と言うわけではないけど、普通に美味しい。
ほっとさせられる素朴な味わいだ。
それに、これで2,310円なんだから文句のつけようはない。常温でもすんなりと飲める酒っていいねー。
6月16日(水)「久しぶりの感動!!」
何故か最後の一本って、いつまでも売れないでそのまんま残ってることがある。これはちょっとした酒屋の「へぇ〜。
」かもしれない。その「へぇ〜。」の酒で、昨年12月に仕入れた『諏訪泉・純米吟醸しぼりたて生』を飲む。入荷したて
の時のしぼりたて特有のにぎやかな味わいは、ほどよい熟成により一つにまとまりつややかな口当たりになってい
た。「うっ、うめーッ!!。」
残りもんには福があるって言うけどほんとだね。
更に...。酒の肴は『アイナメの昆布〆』だ。鳥心の流れ板・健さんが釣ってきた大型のアイナメを3枚におろしたやつ
を生のまま昆布ではさんで一晩ほど寝かせたもので刺身で食べる。昆布の香りが身に移って、更に程よい塩で身
がしまっている。「うっ、うっ、うめーゾ、かーちゃん!!。」
昆布〆を一口食べては酒を「ぐぃっ。」その度に「かーっ、たまんねー。」1時間ほどそれを延々と繰り返し。あまりに
も美味くて、もう止まらない。「とっ、止めてくれー。」と思った頃には四合瓶の中身はなくなってしまった。仕事柄、
色々な酒を飲まなければならないので日本酒は四合瓶を買うことにしているのだが、やっぱり心細いねー。
それにしても、本当に久しぶりに感動。最高のマリアージュでした。
6月15日(火)「さぼってました。」
ちょっと気を抜くとあっという間一ヶ月もこのコーナーをサボってしまいました。「体をご自愛」することもなく相変わら
ず毎日かかさず飲んでます。ワインなら一本、日本酒の場合は500ミリリットルくらい。一ヶ月に換算すると、ワイン
なら23リットル、日本酒だと15リットル。「きっ、気持ちわりー。」酒を嗜まない人から見れば私はアル中、もしくは変
態に違いない。
決して誰も仕事熱心だとは思ってくれないだろう。それは無理もない。配偶者ですら、そう思っている節があるの
だから...。
5月18日(火)「四国の純米酒」
某・四国の純米酒を飲む。もともと好きな酒ではないのだけど、久しぶりに飲んでみた。特にこれと言った特徴も
見つけられず「うーん、普通だ。」そんな感想しか出てこない。普通が一番無難とも言えるけど、あまりにも普通過
ぎて、何の感動もない。いい酒には違いない。でも、またこれを買おうという程でもない。従って銘柄は伏せます。
最近「これはッ!!。」と言うのに当っていないのでテンションが下がりぎみ。「明日はトレーニングデーだ。」
19日の夜は走ります。
5月17日(月)「南仏の赤ワイン」当店価格...円
決して悪いワインじゃないけど、これは売れない。従って品名・値段は非公開です。一日のフィナーレを飾る『残
業』の楽しみはこのワインの一杯で無残にも打ち砕かれました。長いこと酒屋をやってるとこういうこともよくあります。
5月12日(火)「墨廼江・辛口純米原酒&雄町・純米」
石巻の墨廼江さんから一気に2種類新発売の酒が入荷。まずは雄町を飲む。
「ん?。」全体に柔らかくスッキリ系だけど、どうも後味の渋みが気になる。杯が進ま
ない。次に楽しみにしていた辛口純米。日本酒度+8の超辛口タイプだ。ただ辛いだけ
では味が無いので原酒でも出したらしい。
ワクワクしながら口に含む。「ん?。」 ほぼイメージ通りの味なんだけど、雄町よりも
渋みが強い。
「出荷時期が早すぎるよ。」折角いい酒が出来たんだから売り急がないでじっくり熟成
させて欲しかった。でもこういう渋みを好む人も結構いるので、難しいところだけど、
今のところ『よっちゃんセレクション
』には入れられないなー。 どっちもだいたい2,800円
5月11日(月)「'01エラスリス・マックス・リゼルヴァ」当店価格2,940円
私にとってこの値段は高級品。インポーターさんから試飲サンプルでいただいたもの
で、特別な理由がない限りまず仕入れることはない。それにしても久しぶりの『チリ・
カベ』だ。グラスに鼻を突っ込むと、胡椒を挽いた時のようなスパイシーな香りと、
樽に由来するヴァニラの香りが「どうよ。」と言わんばかりに立ち上がってくる。
口に含むと年代のわりにこなれたタンニンで、十分な厚みもあって「さっ、どうよ、
どうよ。」と迫ってくる。「おっ、おめー、やるなー。」
タジ・タジ...。これで三日連続の「ストラーイク!!。」ターキー。
これはボルドーの5,000円クラスにも匹敵するワインだ。ラム肉の食べたくなるワイン
でした。
これは是非皆さんに飲んでもらいたいので、早速販売します。
このワインに関してのウンチクは別なページでしっかりと説明してます。
5月10日(月)「マコン・シャントレー」・・・当店販売価格1,800円也
しょっちゅう新規のワインを仕入れていて、いくら残業をしてもテースティングが追い
つかない。なのにこれは今日入荷したばかりのワイン。深い理由は無く、このACは
初めてだし、ラベルのデザインが高級感があって妙にそそられた。
本来ならしばらく休ませてから飲むべきだが、我慢出来ないので飲むことにした。
配偶者に「今晩は辛口白ワイン飲むから、それに合う料理にしてね。」と電話で残業
の主旨を事前に報告する。
夜9時。家に帰って配偶者に聞く。「かあちゃん、今日のおかず何?。」
「ごめんねー。今日は雨で買い物に行けなくて冷奴しかないのー。」
どっひゃー。こんなことは日常茶飯事であるが、贅沢をいっちゃーいけません。
でっ、このマコン。「美味いっちゃー!!。」「仕入れて良かったっちゃー。」
「みんな買えばいいっちゃー。」
...何故かここだけ仙台弁。明日の便はフルーティー。
5月9日(日)「プチ・ルミエール」・・・只今在庫はありません。
本日定休日。子供たちに「マクドナルドのハッピーセットが食べたいよッ。」とせがまれ
る。本当はハンバーガーが食べたいんじゃなくて、景品のオモチャが 欲しいだけなの
は見え見えだけど「母の日だから特別だゾイ。」ということで渋々連れて行く。
思うにこの『マクドナルド商法』は上手いねー。ウチも買い物してもらったらオモチャつ
けようかな。
今日は一日中買い物やらなんやであっちこっち引っ張り回されヘトヘト。
仕事をしている方がよっぽど楽。何を飲もうか考えて、おととい開けた『一升瓶』を思い
出した。
品名は『プチ・ルミエール』。一升瓶と言っても、これは立派な赤ワイン。甲州のワインで、
世界的な評価も得ている醸造所のもの。開けてから三日たっても味わいも香りも落ちて
いない。『うめー。」
日頃、輸入ワインばかり扱っているけど、国産も見直さないとね。日本人なんだから。
5月8日(土)「復活のご挨拶!?」
当店月刊誌『ちょっと、のみすぎ村』は仮店舗での営業を楯に?、しばらくさぼってますが、
久しぶりに何か書きたい気分になってきたので、この『のみすぎ日記』だけ復活します。
「春のせいですかねー。」
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