川嶋の『のみすぎ日記ーッ。』2005年1/20〜6/10
地酒&葡萄酒 錦本店 営業時間10:00-20:00 日・祝休
〒980-0012 宮城県仙台市青葉区錦町一丁目2-18 定禅寺HILL-1F tel 022-224-1411
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6月10日(金) 「天寿(てんじゅ)純米生」
今日は忙しかった〜。ほんと〜〜に忙しかった〜。疲れました。明日も忙しい
ので今日は適当にしとこうと思って何も買わずに帰るつもりが「ちょいと、そこ
のいい男。アタシを忘れてない。」「そう言われちゃー、しょうがねーなー。」
“しかたなく”買って帰る。すでに飲んでいる酒なので香りも味も覚えている。
何だ、このフルーティーな香りは? フルーティーというよりも花の香りに近い。
味わいは天寿らしい優しく柔らかな口当たり。この感じ...好きです。
一見何の特徴も無いようで、柔らかく包み込まれるような味わい。
平凡なようで非凡です。
それに加えて香りが加わりました。私のように量を飲む人間にはちょっと強す
ぎる香りだけど“ほどほどに”たしなむ人にはとてもいいと思います。
勿体無いけど、配偶者にも飲ませてみる。「う〜ん、いい香り、それに飲みやすいわ〜。」
こういう香りの酒には香りの酒肴。白身魚のレモン締めの刺身に良く合うんです。
決してマグロやカツオのような赤身の魚ではありません。シ・ロ・ミ!!。
いいですか〜、もう一度言いますよ。レモン締めのシ・ロ・ミ。
レモンがポイントです。
天寿・純米生 秋田県由利郡矢島町 720/1,365円
「天寿酒米研究会」が清らかな田で育てた無農薬《美山錦》を使用しています。
6月9日(木) 「刈穂・六舟(ろくしゅう)純米吟醸」
秋田県の私の好きな蔵元、刈穂さんの今年新発売で今日入荷したばりの酒。
これを見逃す(飲まないで我慢できる)私ではない。家に帰ると3人の子供達は
グーグー寝ていた。ラッキー。更に配偶者も半目を開け、口からよだれを垂らして
寝ていた...。bこれ以上はノーコメント...。
冷蔵庫を開けると今日の(も)酒の肴はカツオの刺身と冷奴が用意してあった。
私の好きな刈穂の酒だからまずいわけがない。はやる気持ちで四合瓶のキャッ
プを開ける。「コクっ。」っと一口.........。
「うんまーーーーーーい。」ほとんど「ギャーーーッ。」という悲鳴に近いくらい美味い。
ほのかにフルーティーな香りがあって、適度な旨み、そして切れ味が良い。
期待以上の旨さだ。
私「ところで六舟君。私明日早いんだよ。だから今日はそこそこでやめとくからね。」
六舟「んたが〜...。んなごどいわねで、みな飲めって。」
私「だ〜めだって〜。ほんとに半分でやめっからな。」
六舟「んなごど言わねで、みな飲めって。おめ〜、酒っこ嫌いじゃね〜んだべ〜?。」
私「たっ、頼むから私を引きずりこまないでくれッ。」
六舟「ど〜だ〜。うめ〜べ〜。やめらんね〜べ〜。我慢しね〜で、ほれみな飲めって。」
私「うっ、うるさーい!!。」
いやだ、いやだと言いつつ、結局最後は四合瓶の底をペンペンと叩いて
「もう無いのかよ。」とつぶやく。六舟の空瓶も「いづでも来っから、まだ呼んでけれ〜。」
と言っている、ような気がする。
カツオもいいけど、白身魚の刺身が合うな。更に言えばツブ貝やサザエのような磯の
香りをたたえた貝類の刺身がいいな。きっとこの吟醸香と合うに違いない。
明日、ほんとに早く行かなきゃいけなんだよね〜。困るね〜。こういう酒。
刈穂・六舟(ろくしゅう)純米吟醸 秋田県大仙市(旧・仙北郡神岡町)
720/1,470円 1.8/2,940円
6月8日(水) 「錦本店史上最強の安くて美味しいイタリア産赤ワイン!!」
チェスコン・ラボッソ2002 税込980円
ラボッソ種はヴェネト州固有の忘れられた土着のブドウだったものを大学教授
のチェスコンが復活させた品種。そのラボッソ種を主体にメルロー種をブレンド。
化学肥料や農薬を使用しないブドウの個性をいかした丁寧な造りです。
ハツラツとした自然な果実の味わいが楽しめます...。とは輸入元の説明。
ラボッソなんてブドウ品種は初めて聞いたし、今まで一度も飲んだことが無い。
従って全く味のイメージが湧かない。気になる。どうしても気になる。結局仕入
れてみた。
「あれっ?、あれあれあれっ?。」これ凄いぞ。ヴェネトのワインだとタンニンよりも、
やや酸味が勝っているタイプをイメージしていたけど、このワインは尋常では
ない。口に含むと果実味が広がり、きめの細やかなタンニンと酸とのバランス
がとても良い。
ガサガサとした渋みじゃなくて、ワインの中に溶け込んで丸くなった渋み。
フルーティーな香りの中に、ほっとさせてくれる土っぽい香りもある。そしてヴェ
ネトワインらしい爽快感もある。
はっきり言って2,000円クラスの下手なイタリアワインよりも遥かに美味い。
今年はこの価格帯のワインと色々飲んだけど、こりゃスゲーッ!
これ、かなり美味いです。ぜーったい飲んでみて。
チェスコン・ラボッソ 「イタリアワイン好きの方は是非!! イタリアワインを好きじゃない方には是非是非!!」
6月7日(火) 「普通に美味しい。大山特別純米・・・山形県鶴岡市」
二日休んで風邪も治って一安心。平日一日休んだだけでドサッと溜まっていた
仕事をやり終え(無理矢理終わらせ)、無事帰宅。「今日は日本酒!!。」と決めて
いた。しかも「普通にスイスイと飲める美味しい酒。」に決めていた。こんな気分
のときに重宝するのがこの酒。
口当たりがさらりとしていて、辛口。ほのかにフルーティーな吟醸香も感じられる。
この手の酒は疲れない。
今日はイカ刺し。合わないわけがなく、海中を泳ぐイカのようにスイーッ、スイーッ
に口に入る。そしてスイーッと四合瓶一本は海の彼方に消えていった。
存在感があるんだか無いんだかよく分からない、映画で言えば名脇役のような
酒。奇をてらわない普通に美味しい味が好き。
大山(おおやま)特別純米 720/1,020円 1.8/2,340円
6月6日(月) 珍しく平日の休み
8時40分に幼稚園に行く子供3人を送り出し、配偶者は幼稚園の役員の仕事
で出かける。家の中は「し〜ん。」いつもギャーギャーとうるさい中で生活して
いるので、不思議な感覚。何年も1人で休日を過ごした記憶が無くて、何を
やっていいか分からない。「早く起きて釣りに行けばよかった。」なんて思っても
後の祭り。14時には幼稚園から子供達が帰ってくる。ぼんやりとネット検索。
11時に配偶者が帰ってくる。「子供達も居ないしジャスコでも行こうか。」これ
ばっかり。きのうとは別のジャスコで買い物。二人で初めて近くのイタリアンの
レストランで1,500円のランチ。ボリュームはそこそこだけど味は普通でした。
今日はおととい飲み残してしまったトートワーズクリークを。二日も経ってるのに
香りも味わいも開けたてと変わらないくらいに生き生きとしている。美味い。
脂の乗ったイワシの塩焼きにオリーブオイルをぶっかけたのに良く合う。
トートワーズクリーク どうしても「カッパッパー、ルンパッパー」が頭から離れない。
6月5日(日) シャトー・サラティ・メルロー2000
超庶民派酒屋の休日を一挙に初公開。今日は家族サービスデー。近くの
ジャスコにウルトラマンタローが来るというので連れて行く。タローは今から
30年以上の前のヒーローだけど、今だに子供たちに人気があるというのは凄い。
昼飯はジャスコの中のロッテリアでハンバーグ。午後は近くのお寺の公園で
子供たちを遊ばせる。帰ってきてちょっとお昼寝。
あとは夕飯時を待つだけ。以上...。
しっ、シンプル過ぎる。
せめて一ヶ月に一回くらい大好きな海釣りに行きたいよ〜。
18時。子供たちをお風呂に入れて、やっと私の休日が始まる。今日も風邪の
自然治癒を目指してワインにする。以前、シャトー・サラティ・ピノノワールが
感動的に美味しかったので今度はここのメルローを仕入れてみた。
「う〜ん。舌ざわりがサラサラ・サラティ。」何かのCMみたいなコメント。滑らか
で豊かな風味。「有り得ない。こんな値段絶対に有り得ない。価格破壊だ。」
値段は930円也。敢えて言おう。「たったの930円。」 おみそれしました。
「安過ぎます。商売になりません。」
子供達の間でブームのゲーム『ムシキング』に興じる長男・次男。
タローと子供達。私も一緒に写りたかったのに配偶者に阻止される。
ロッテリアで昼食。三男と。休日は子供の食べたい物中心。私の好みは問題外......。
6月4日(土)・・・トートワーズクリーク・シャルドネ・ヴィオニエ
今日は雨のせいか店は静かだった。仕事中「う〜ん、今晩は何を飲
もうかな?...。」そうだ風邪もまだ治ってないので、自然治癒を目指
して白ワインにしよう!。
家り帰ると配偶者が「おまいさん。今日はポトフとマカロニグラタンだ
けど何飲むの?。」
「やったね、かあちゃん。あんたエライッ。グッドタイミング!!」
今日の白ワインにはたぶんピッタリだと思うとうれしくなる。
「あいよ、おまいさん。」テーブルにド〜ンと同時にポトフとグラタン。
「おいおい、温かい料理は別々に出してくれよな。」なんて言えるわけ
は無く、ありがたくいただく。
でっ、このトートーワーズ。以前、このシリーズを何種類か飲んでいてどれも安定感があって美味しかった
ので、これは初めて飲むけど安心安心。心配無用。 うま〜い。飲む前にブドウ品種を知ってしまってるせいか、
ヴィオニエの厚みとシャルドネの切れを感じる。これで970円だ。誰も文句は言えない。言えないどころか値段
の安さに感謝して飲める。
モンラッシェが「ひざまずいて飲むべし。」ならこのワインは感謝の念を込めて「合掌して飲むべし」だ。
物理的には無理だけどね。 明日は休みなので2本目の赤も飲みたいところだけど、風邪が完治してなく
て、ボトルの半分飲んで今日は終了。今週もよく働いたY。
ご存知亀の恋人たちのデザインのラベル。ラベルを見ると「カッパッパー、ルンパッパー、
カーッパ。キーザクラー。」の黄桜のCMを思い出してしまうのは私だけでしょうか?
6月3日(金)・・・「風邪の治療に...。」 ペインターブリッジ・ジンファンデル
風邪が治らない。自然治癒を目指して飲むしかない。
日本酒よりもワインの方が効き目があるような気がするので、初めて仕入れて
みたカリフォルニアの赤ワインを飲む。
カリフオルニアのワインはうちには一本も置いてない。嫌いなわけではないが、
どうも気に入ったのが見つからないので10年以上仕入れた記憶が無い。
このワインは仕入れ先のお勧めということで取ってみた。食事は、これまた
自然治癒を目指して久しぶりにゲソシャブ。
早速グラスにワインを注ぐ。「濃いッ。」色がとても濃い。ワイン染めなんて
やってみたら、いい色が出そうなくらい濃い。香りも味わいも強いのが想像
されるので、体調の悪い私としては、口に含むのがビクビク。
スペインのリオハのワインによく感じ取れるアメリカンオークの香りがド〜ン
と来る。この手の香りを好む人は多い。ジンファンデル種を飲むのは記憶に無
いくらい久しぶりだが、その原種と言われているイタリアのプリミティーボ種
をたまに飲むので、そのイメージで口に含むと「うん、やっぱり。」適度な飲
み応え、直球勝負的な果実味そしてブドウ本来のほのかな甘み。
安いカリフォルニアワインにありがちな妙な重さ、甘ったるさはなくスムーズ
に喉を通る。
体調が良ければ「う〜ん、美味い。安い。」と素直に手放しで喜べるんだけど、
病人の今日の私には強すぎる。
美味しいワインに間違いは無い。今まで飲んできた安くて美味しいワイン達と
はちょっと性格が違うようで、『体育会系』的なワイン。
只今絶好調!!のあなたにお勧めです。あっ、値段? 970円です。
6月2日(木)・・・「それでも飲みます。」
「チュニジアのジュニア」なんて馬鹿なことを言ってるうちに、もう6月。今日は風邪で体調
悪いので、、回復したらまた書きます。
なんて事を書いて帰宅。やっぱり頭が痛い、体中の間接も痛い。酒なんか絶対・絶対・
ぜーったい飲みたくない。こんな体調で酒を飲む人の気が知れない。
配偶者:「お帰り〜。今日はお酒飲まないんでしょ。」
私:「当たり前だ。飲む気がしない。で、メシのおかずは何?。」
配偶者:「カツオの刺身と冷や奴よ...。」
おいおい、オカユとかパンと牛乳とか、も少し病人らしいものにしてよ。
私:「さっ、酒飲もうかな〜。やっぱり。」
こういうときに限って酒が無い。「無い、無い。困った。」必死で冷蔵庫の中を漁る。
「あった〜。」いつ買ったのかも覚えてないが「押さえ」に買っておいた福乃友の純米吟醸
『神宮寺』の300MLを一本見つけた。軽快な飲み口で、体調が悪くてもスルスルーっと
口に入る。美味いな〜。なんか風邪が治るような気分だな〜。
5月11日(水)・・・「シロッコ・カベルネ・シラー01」・・・980円也
ちゅっ、チュニジアの赤。聞き覚えのある国だけど、いったいどこにあるんだ。東欧か?。それと
も南米か?。調べたらアフリカ大陸の北側の先っちょだった。「ふ〜ん、ここでもワイン造ってん
だ〜。」(普通、仕入れる前に調べそうなもんだけどね。)
で、このワイン。香りが華々しいとか、とても重厚な味わいだとか、決してそんな派手さは全く
無い。強いて言えばボルドータイプの味わい。最初の一杯目は「まぁ、この値段だからこんな
もんかなぁ....。」それが二杯目になると「ん?、なんか旨みが出てきたぞ。」更に三杯目には
「いいんじゃな〜い。」
勿体無いけど、実験用マウス代わりに配偶者にも飲ませて見る。
「あらっ、美味しい。もしかして今日も安いワインなの?」
「お〜よ。980円で買ってきたのよ。」
「安いわねー。でもほんとに美味しいねー。」美味しい、美味しいって他に表現する言葉はない
のかよ、と思いつつ4杯目。ほんとに派手さは無いけど、適度な厚みがありながら飲み飽きしな
いでスムーズに口に入る。う〜ん、この感覚。そうそう、スルメだよ。最初の一口は味よりも硬い
だけで四苦八苦するけど、噛めば噛むほど旨みが出てくるよね。あんな感じ。
高倉健さんみたい。決して渋いタンニンではないげとシブい。いぶし銀だね。
さあ、早口で言ってみて。「チュニジアのジュニア」って。
5月10日(火)・・・「ルーマニアにビックリ」
このページ、ちょっと気を抜くとあっという間に1ヶ月近く過ぎてしまった。本当に時間の経つの
が早いね〜。今宵の『残業』はシャトー・サラティ2001。ピノノワール100%で930円也。ルー
マニア産の赤ワインだ。ルーマニア?。ルー・マニアならルー大柴の大ファン、若しくはカレー
のルーが大好きな人っことになる?んだろうけど、ルーマニアは全くと言っていいほど予備
知識が無い。
あるのは昔オリピックで大活躍した体操のコマネチ選手の国ということくらい。社会主義の国
だったかもしれない。ヨーロッパということくらいは分かるが、どの辺の位置するのかも分から
ない。
とにかくルーマニアのワインを飲むのは初めてなので、味のイメージが全く湧かない。だけど
ピノノワールだし個人的にブルゴーニュが好きなので、どこの国だろうとピノノワールでこの値
段なら仕入れないわけがない。
グラスに注いで色を見る。ブルゴーニュに比べてちょっと濃いかな。香りを嗅ぐ。「むむむ!。
熟成したピノ独特の香りだ。」口に含む。「むむむむむ!!。滑らかな舌触り、適度な酸とタンニ
ンのバランスがとても良い。」要するに「ウマイッ!!。なんじゃこりゃ。」
ブラインドで飲ませれたら「う〜ん、コート・ド・ボーヌの96年〜98年あたりのACブルゴーニュ
かな?」なんて言ってしまいそうな、とても良いワインだ。
ACブルの半分くらいの値段で同等に楽しめる。ブルゴーニュワイン好きには絶対飲んでもら
いたいワインだゾイッ。
4月14日(木)・・・「満足度200%」
今晩もお手頃価格赤ワイン。ベルクール・メディ960円也。全体的なバランスでとても良く、
のど越しも滑らか。ほのかなブドウの甘味もいい。只今品切れ中で人気のペスキエに
なんとなく似ているような気もする。とにかく「うんまーーーーいッ。」
勿体無いけど市場調査の為、配偶者にも飲ませてみる。「あらッ、おいしいー。今までで一番
好きなタイプだわ。1,800円くらい?」「ふっふっふっふっ。聞いて驚くな。960円だよーーーん。」
「そうなの!! これなら毎日飲みたいわ。ケースで買っちゃえば...。」
そうしたいけど小遣い増やしてくれんのかよ。
確かにこの価格のワインなら、毎日一本ずつチマチマと買ってるより、ドーンとケースで買って
おいた方が気持ちいいね。リッチな気分になれるし。私ウソはいいません。まとめ買いをお勧め。
きっと、とても得した気分になれます。一回買って飲んでみるとよろし。
4月7日(木)・・・「またまた来ました-ッ」
サンジャル・カベルネ・ソーヴィニヨン。900円也。若いカベルネなのでガシガシのタンニンを
イメージしていたが、なんと口当たりまろやか。柔らかくそして適度な厚み。味も薄っぺらで
はなく、最後の一滴までバランス良くまとまっている。「美味いッ。」
やっぱり勿体無いと思いつつ配偶者に飲ませてみる。「あらっ、今日のも美味しいわねー。
見た目も爽やかでいいわね。1,500円くらい?。」 なるほど。
『ふん、素人ダマすにはもってこいのワインだ。1,500円で沢山売って儲けるとすっか...。』
などと不埒なことを考えてしまうワインだ。
でも多くの人に毎晩飲んで欲しいので、ここは正直に900円で販売することにしよう。
今日も酒の肴は毎日馬鹿みたいにイカシャブ。シイタケとは抜群の相性。ほんとキノコって
ワインに合うねー。このワインは魚よりも肉が欲しくなる。焼き鳥ならタレ味がいい。
どうもイカシャブでは物足りない。
そうだチーズだ。私のイメージではゴルゴンゾーラかパルミジャーノ・レッジャーノをショリショ
リとかじりながら飲みたい。
「かあちゃん、なんかチーズ無かったっけ。」
「あるわよ。」ちょっ待って「あいよ、おまいさん。」どんとテーブルに置かれたのは“カマンベー
ル入りベビーチーズ”。どこのスーパーでも売ってそうな例の銀紙で包まれた四角いやつ。
「あっ、あっ、ありがとう。」所詮こんなもんだよ。自分を慰めながらネチャネチャとチーズを
食べつつ今日も元気に一本飲み終わる。「やれやれ今日も無事に終わったわい。」
それにしても最近ヒット率高いなー。
4月5日(火)・・・「大当たり-ッ.」
今日はスペインの赤ワイン。クアデルナを買って帰る。酒の肴はいつものようにイカ・シャブ。
更に今日は新鮮なカツオの刺身。「すんげー。今日はご馳走だねー。」
さてこのワイン。仕入れ先の営業マンが美味いと言うので「んじゃ1ケース。」ということで仕
入れてみた。キャップシールといいラベルといい中々立派な外見。「2,000円だよ。」と言われ
れば「はぁ、そうですか。」と納得してしまいそう。
グラスに鼻を近づけると、何か懐かしい香りが。「そうだ、ボジョレー・ヌーヴォーの香りに
似ている。」ラベルをよく見ると『Maceration Carbonica』と書いてあった。なんだ、そういうこと
か。納得。そのせいなのだろう、フレッシュな感じがある。それでいて適度に厚みがある。
ブドウはテンプラニーリョ100%。そう聞くとリオハの古いものをイメージしてしまうのは私だけ
ではありますまい。
でっ、このワイン単独で飲んでも美味しいんだけど、なんとカツオの刺身と抜群の相性!!。
カツオの金属的な余韻となんとも言えない調和。水炊きのシイタケとも最高。
一口食べては一口飲んで「う〜ん、合うー。ウメーッ!!。」この繰り返し。「アウー、アウー。」
まるで犬の遠吠えのように小1時間ほどのけぞった。この間、私の頭の中では「ハーレルヤ、
ハレルヤ、ハレルヤ。」この曲が高鳴っていた。
勿体無いけど、配偶者にも一口飲ませてみた。私「どうだ?。」
配偶者「あら、美味しい!。1,300円くらい?」 私は鼻高々に「960円だいッ。」
960円に対して1,300円の評価ということは、満足度135%ということか。
フルーティーさに適度な複雑味と滑らかなのど越し。これはいいよー。
3月22日(火)・・・「そんなに毎日は...」
私は毎晩日本酒かワインを飲んでいる。と言う事は「だったら毎日この日記を更新出来ん
だろが。」と思われそうだが、中々そうはいかない。飲んで美味しいと思えない酒のことは
書けないのだ。
私の主観だけで蔵元やワイナリーのイメージダウンにつながるような事は書きたくないのだ。
夕べ飲んだ日本酒もそう。決して悪い酒ではないが、特に特徴を感じられない。
だからその酒のことは何も書けない。毎回、初めて飲む酒が『当り』だったらとても幸せなこ
とだけど、これも仕事のうちなのでそうそう好きな酒だけ飲んでいるわけにもいかないのだ。
どーも、今日はテンション低い? そうか、これから会議なんだよねー。
3月17日(木)・・・「給料前の頼もしい相棒発見!!」
25日の給料日まであと一週間。減る一方の財布の中身に恐れおののき、じっと我慢の悲哀
に満ちた時期である。配偶者も小遣いの追加を恐れて、せっせと私の弁当を作る頃でもある。
でも私は回遊魚なので、飲むのを休むわけにはいかない。
こんな時に便利なのが1,000円以下のワイン。うちで売っている1,000円以下の赤ワインでは
南アフリカのパンゴリン・シラーズ900円也と南仏のペスキエ1,000円也が大好き。どっちも
「あれっ、1,500円で売れば良かったなー。」と思える美味しいワインだ。そして本日1,000円以
下で買える第3の美味しい赤ワインに出会えた。その名は『バスティオン』。フランス南西部の
コート・ド・サンモン地区と言うところらしい。初めて聞いた地名だ。930円也。
まあ、このクラスのワインなら産地やブドウ品種をうんぬんするのは野暮な話しだし、どうも
貧乏臭い。要は旨けりゃいいのだ。
初めて飲むワインのコルクを抜く瞬間はいつでもワクワクする。知人のワイン好きの女性は
頭の中でマツケン・サンバが高鳴るらしい。さてと、この930円ワインのコルクにラギュオール
の2万円のソムリエ・ナイフを突き立てるという、何ともアンバランスな作業を終え、いよいよ
心楽しい残業たーいむ。
それが、あんた...。美味しくてあっという間にスッポンと飲んでしまったので、テースティングコ
メントが出てこないのよ。でも別にいいよね。この手のワインは美味しければいいんだから。
金色の丸いシールにHand pickedpickd VENDANGEと記載。「ブドウは手摘で収穫し
てんだ。安いワインなのにすげーだろ。」ってことか。
3月16日(水)・・・「私は回遊魚?」
このコーナーに書き込むのを、また二週間近くさぼってしまった。前回以降、強烈な飲み会
も含めて相変わらず毎日飲んでいる。そしてゲソも。聞いた話だが、マグロやサバなどの
回遊魚は一日中動いてないと死んでしまうとか。「そうか!! 私は回遊魚のDNAを受け継いで
いるのかも知れない。」だって、毎日飲まないと死んでしまいそうなんだもーん。
ちなみに今月の5日に発売した当店オリジナル『酉乃刻』はかなりの評判で、よく売れてます。
今月仕入れて即完売した1,000円のフランス産赤ワイン『ペスキエ』が本日再入荷します。
うまいんだなー、これが。
3月1日(火)・・・「オージー親父が」
仙台のオーストラリア領事館主催のワイン試飲会に参加。市内のホテルで6社ほどのオーストラリアワインのインポーター
さんが来ていた。夕方の終わり間際に行ったのであまり飲めなかったが、一つのブースに釘付けになった。白いヒゲをアゴ
と口の周りにモシャモシャと蓄えた映画に出てきそうな初老の外人がワインを注いでくれる。このオージー親父がそれぞれ
のワインを指差して「カベルネー」「シラーズ」などど説明してくれる。私はその度に「アハーン」「オーイエー」「オイシーネー」
と応える。
私には全く英語が通じないのを瞬時に悟ったこのオージー親父は、すぐに通訳らしき人を呼ぶ。その人もオージーだった。
「このワインは何とか州で古くからワイン造りをしている由緒あるメーカーでーす。」「アハーン。」「ハハーン。」って顔は外人
でも流暢な日本語で説明してくれているのに訳の分からない返事。
このオージー親父とは話しは通じなかったものの、お互いワイン好き。なんとなく言いたいニュアンスは伝わった。
それにしても、とにかく美味しいワインだった。すぐに仕入れようと思った。そうしたら、まだ日本国内に流通していないと言う。
『何の為の試飲会なんだよ。』心の中でつぶやく。
ちなみに後で聞いたら、この映画俳優風の渋いオージー親父は著名なワイン評論家とのこと。どーもカッコイイと思ったわけ
だ。
その後、そのホテルのレストランでインポーターさんや領事館の方など25名ほどで食事会。さっきのオージー親父は円卓の
私の真向かいに居て、お互いに「さっきはどーもねー。」とアイコンタクトで挨拶。料理はオージービーフやオージー伊勢海老
(不思議な表現だ)など、オーストラリア産の食材を使ったフルコース。延々3時間ほどワインを飲み、美味しい料理を食べ続
けた。非常に満足。
一つだけ、またやってしまったと思うことがある。コース料理の合間に食べるパン。くれがクセ者だ。たいした量のパンを食べた
つもりは無いのに、食事が終わったころには腹の中でパンがパンパンに膨れて、産卵前のカエルのような腹になってしまう。
とても苦しい。食べたものが耳の穴から出てきそうなくらい苦しい。
「こっ、これ以上喰えない。飲めない。」でも、もうちょっと飲んで行きたい。どうしようかとちょっと迷ったが、その後1人でティモ
ーネへ。いつものように遠藤さんの爽やかな応対。ゆっくりと飲んで行きたかったけど、あまりの腹一杯状態で2杯しか飲めず
早々に帰って寝た。あんまり腹一杯だと酒が進まないねー。
2月16日(火)「背負い投げ...」
新店舗への引越しも終わり、かと言って落ち着いたわけではないけど、S女史が
来たのでフラフラッと隣の鳥心へ。すぐ隣にあって姉妹店だというのに何故か今年
初めて。流れ板・健おすすめの酒をグイッとやりながら焼きたての焼き鳥。
うんめーッ!!。『ゲソ』もいいけど、やっぱり焼き鳥にはかなわないね。
美味い、美味い。
「へい、お待ちー。」給仕人・八幡の手が右から左から、私の背中の後ろからフッと
伸びてくる。元・柔道家の私としては、彼女のスキだらけの体勢に思わず背負い投
げをかけたくなる衝動にかられるが、グッと我慢。ゴルゴー13なら瞬時に彼女を撃ち
殺しているに違いない。こんなことを考えるのは、このカウンターに座っているお客の
中で私ぐらいなもんだろうが、習性というのは恐ろしい。
ちなみに鳥心の新店舗は3/8オープンです。今度は本当に当店と壁一枚の隣り合わ
せです。現在の店舗は今月25日までなので、あの古い店を懐かしむなら今しか
ありません。
2月1日(火)「ゲソ効果!?」
引越しの準備で店の日本酒を整理していたら、日付の古い四合瓶が20本ほど
出てきた。「う〜ん、これは売り物になんねーど。激安価格で全部私が買って
やっから...。」
的確な店長判断により、不良在庫は全て処分。今、この20本の酒が私の家に
ある。眺めているだけで頼もしい。「これで20〜25日は過ごせる。」自宅に沢山の
酒があるというのは、本当に幸せな気分だ。貧乏人の酒池肉林...。
あまりにも嬉しくてタイトルからずれてしまった。何度もここで書いてるように、3ケ
月近く、ほぼ毎日馬鹿のように水炊きで酒を飲んでいる。そのせいなんだろうか?。
なんとなく出っ張りぎみの腹を少しへこんだような気がして、体重計に乗ってみた
ら何と2キロ近く減っていた。
更に更に。ピンポン玉くらいの量の生姜も同時に摂取しているおかげなのか、年末
に子供がインフルエンザにかかろうが、現在店の連中がズルズル鼻を垂らしてい
ようが、私だけはピンピン。風邪も引かないのだ。
「どーよ!!。」よく日本酒とワインは太るから...なんてつまらんことを言って敬遠し
てる人もいるけど、太ることとは関係ないのだ。
要は酒と一緒に食べるツマミに問題があるのだ。さあ、みんなも私の真似ッ子をし
て、毎日毎日馬鹿みたいに水炊きを食べるがいいゾイッ。
1月21日(金)「よえもん純米生原酒BY16・山田錦70%」
きのうと同様飽きもせずゲソをシャーブシャーブ。今日の酒は岩手県石鳥谷町に
ある蔵元・川村酒造さんから試飲サンプルで送っていただいたもの。説明書きに
は「ラムネのような味わい。」....ん? どんな酒なんだ。
口に含むとふわりとフルーティな香りが広がる。確かにラムネを飲んだ時の香り
にも似ている。なんとなくピリッとした舌ざわりも。適度な旨みがありながら、後味
の切れがいいのはこの蔵の特徴と言っていいと思う。
精米歩合70%と、普通じゃ雑味の多いタイプになりそうなもんだが、大吟醸でよく
使われる山田錦の血統の良さなんだろか。 「美味いッ!!」すいすいと入る。
止まらない。一時間で四合瓶の中の酒はすっからかん。「もっと飲みてー。」
普通なら翌日すぐに発注するところだが、来月5日に新店舗への引越しがあるので、
只今在庫を絞り込んでいる。ここはグッと我慢して来月仕入れることにする。
乞うご期待!!だゾイッ。
1月20日(木)「ゲソ親父...?」
前回からあっという間に3ケ月近く過ぎてしまった。読者の方から「早くこのページ
更新しろい。」とメールがあったのと、YABANJINが立ち上がったので、私もウカ
ウカしていられなくなったので、また書きます。
下の10/29に三日連続の湯豆腐なんて言ってるけど、なんときのうまで飽きもせず、
ずーーーーーーっと湯豆腐。もしくは水炊きと言ってもいい。ほぼ毎晩これ。最近
お気に入りの具はイカのゲソと、名称は分からないけど頭の三角のペラペラの部分。
これを鍋のお湯で4〜5回シャブシャブして食べるのだ。
ミディアムレアのコリコリとした食感がたまらない。味も濃くないので、いくら食べて
も飽きない。スーパーで4杯分くらいのパックで198円とかなり安い。
配偶者には「あれが棚に並んでいたら、全て買い占めといて。」と指示してある。
これをハフハフと食べながら、純米酒をこれもほぼ毎日四合瓶を一本ペロリン。
「アホか、そんなに飲んで。」なんて言われそうだけど、これが仕事なのだ。気持ち
良く一本飲めない酒は売る気になれないのだ。
そして明日もゲソをシャブシャブするのだーッ!!。
画像はYABANJINです。
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