宮城県内にお住まいの方々、そして仙台に出張の際は、地酒とワインを多数取り揃えている錦本店にお越し下さいませ。

川嶋の「のみすぎ日記」  2008/2/21〜2/29 『のみすぎ日記』の由来  


一星前社長。只今、一蔵人として酒造りに専念しています。
2月23日(土)秋田県大仙市 福乃友酒造にて
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★この『のみすぎ日記』と同じ内容ですが、私のブログ『五月の森はサンセール』でもご覧いただけます。

 2月29日(金)・・・「サヴニエール・ロッシュ・オー・モワンヌ’99」

 今日は月末の棚卸の日なので、帰りはコッテリと遅い時間となりました。
 こんな日くらい酒を呑まないで別な話題を書けばいいようなもんですが、私か
 ら酒を取ったら“骨しか無い焼きウルメ”みたいなもんです。

 皮しかない明太子みたいなもんです。脂のないトロみたいなもんです。タレの
 ついていないウナ重みたいなもんです。衣のないトンカツみたいなもんです。
 皮のない餃子みたいなもんです。ババのないババ抜きみたいなもんです。白
 しかないオセロみたいなもんです。醤油がない納豆...... 止めろーーーっ!!

 私「ねーねー、コン様。この面倒な作業、何とかなりません?」
 コン様「テンチョー、駄目っす! 地道にチェックして下さい!!」

 あら、そうなのねん。やっぱり、毎月やらないといけないのねん.....。

 こういう地道な作業は極めて苦手です。なんとか姑息な手段で逃げ切ろうと
 画策しましたが、立場上避けては通れないコソクナ・ワインスキーです。

 カボチャの馬車がお迎えに来る前に、急いでバッカス様にお祈りを捧げま
 す。パンパン。「それでも呑むのか????」 (仕事だもんな〜♪) 


 
 サヴニエール・ロッシュ・オー・モワンヌ1999

 ◆フランス・ロワール地方産辛口白ワイン 
 ◆生産者名:ドメーヌ・オー・モワンヌ
 ◆ブドウ品種:シュナン・ブラン100% ◆たしか2,800円くらい


 モワンヌって『修道僧』って意味なんです。それはともかく午前1時を過ぎてる
 し明日も普通に仕事なんだから、のん気に「パンパン」なんてやってる場合じ
 ゃないんですよ。いい年ぶっこいて“マウス画”を書いて、「ウヒヒヒ」って喜ん
 でいる場合でもないんですよ。ましてや、テイスティングしている場合ではあ
 りません。


 「香りはハーブ系の....」 うるせー!

 「味わいには豊かなミネラルが....」 うるせーって!

 「全体的な印象としては....」 うるせーっチューネン!!


 夜中に一人で白ワインを呑んで、「うめ〜♪うめ〜♪」なんて言ってる場合で
 はありません。「モッツァレラチーズとトマトは何でこんなに合うのだ?」なん
 て考えている場合ではありません。

 「あ〜、やっぱり疲れている日は白ワインに限るな〜♪」なんて言いながら一
 本空けてる場合じゃありません。こんな事を書いてるうちに空いちゃいました
 よ。「責任者呼べーっ!」

 既に今日の、明日の朝は起きらるんでしょうか?そういや明日は呑み会でし
 た..... いい加減とっとと寝ます。おやすみなさい。コテン....

 
 信じる者は救われる。多分....



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お酒菜倶楽部

 2月28日(木)・・・「澤乃泉 特別純米生原酒」

 「今年は3月の給料日が一日先送り.....」 いやん、うるう年だったのねん.....

 うっかり忘れてましたが、今年はうるう年でしたね。一日得したような? 損し
 たような? どっちがいいのか良く分からないカンザケ・スキオです。2月29日
 生まれの方にとっては、「やっと誕生日が来たぜい。」って所でしょうか?

 今日も日本酒がバンバン売れたので、気を良くして本題に入りましょう。

 さあ、今日も純米酒をぶちかましますよー!! 夕べは『春うさぎ』をハイピッチで
 呑んでしまって自爆しましたが、どうも呑み方が「アイーン」な私です...って、
 全然意味が分かりませんね。(^^: 今日は久しぶりにコカ・コーラのお世話に
 なりました。(素直に「二日酔いでした....」と言えない私です。)

 呑むのが仕事ですから♪

 酔っ払ってからブログを書くのは物理的に無理がある訳で、自分との戦いで
 す。今日は絶対に自爆しないよう、松尾様にコッテリとお祈りを捧げましょう。
 パンパン。パンパン。

 「酒は程ほどに、ゆっくりとね。」(お前が言うなっ!) 


 
 澤乃泉・特別純米生原酒 と配偶者の湯上りピース。
 ◆蔵元:石越醸造 宮城県登米市石越町 
 ◆原料米:宮城県産ささにしき100% ◆精米歩合:55% ◆日本酒度:+2 
 ◆アルコール分:17度以上18度未満◆720ml/1,700円 1.8L/2,900円

 澤乃泉(石越醸造)の年間生産量は約2,000石で、その8割が地元で消費さ
 れている根強い人気を誇る蔵元です。そしてこの生原酒も、毎年楽しみにし
 てくれているお客さんが多いんです。

 今の世の中、2,000石と聞くと「おー、随分造ってんなー。」って感じですが
 一昔前ならこれくらい普通だったんですよね。今も昔も変わらない生産量っ
 て、結構すんげー事だと思います。

 それじゃー今年も皆さんのご期待に添えられるかどうか、今日も懲りずにキ
 キ酒します。グビビのビっ.....

 含み香に感じる、ほんのりとフルーティーな香りが鼻を抜けていきます。じゅ
 くっとした米の旨みとフレッシュな酸。原酒ならではの豊かなコクがありなが
 ら、舌の奥でキリリと引き締まる辛口タイプでスッと切れて行きます。

 澤乃泉って名前自体、澄んだ小川のせせらぎのように清々しいイメージが湧
 きますが、味わいにも清涼感があって美味しいです〜。刺身を食べながら呑
 んだらヒックリ返りまっせ。(今日は湯豆腐です。はい。)

 ゆるぎない安定した酒質は、さすが宮城の銘酒!!

 料理と酒を楽しんだ後は、パソコンに向かって焼きウルメをチマチマとかじり
 ながら一人で二次会。配偶者とうるせークソボウズ達も寝静まって、一日の
 中で一番ホッと出来る時間です。

 こんな事をやっていると、知らず知らずのうちに四合瓶一本が空いてしまうん
 だなー、これが。だって美味しいんだも〜ん♪ それでも今日は、何とか自
 爆しないで書けました。これで枕を高くして寝られます。おやすみなさい。

 コテン....

 


 2月27日(水)・・・「春うさぎ純米吟醸にごり酒」

 「今月も錦本店は、えれー売れまくってます!!」 錦を飾る♪

 おかげ様で今月も店舗の日本酒の売上は絶好調で、今日で前年比125.5%
 ま伸びました。ご来店いただきました多くの皆さん、ありがとうございます、あ
 りがとうございます、ありがとうございます!

 私の日本酒に対する気合が、「ニバイ、ニバーイ」は衰えを見せません。
 「毎日、ブログを楽しく読んでますよ。」なーんて、色んなお客さんに面と向か
 って言われてるもんだから頑張らないとねー。寝てる暇も無いっチューネン。

 さあ、今日も純米酒をぶちかまします!! フンガフンガと鼻息は荒いんですが、
 その前に冷静になって、松尾様にお祈りを捧げましょう。パンパン。

 「そのうち鼻血出るな、こりゃ。」


 
 春うさぎ・純米吟醸にごり生酒 ◆蔵元:福乃友酒造
 秋田県大仙市神宮寺 ◆原料米:秋田県産酒造好適米・改良信交100% 
 ◆精米歩合:60%  ◆日本酒度:+3 ◆酸 度:2.0 ◆アミノ酸度:1.0 
 ◆モロミ日数:24日 ◆酵母:協会7号 ◆粕歩合:39% 
 ◆アルコール分:16.9%

 先日蔵に行って来たばかりなので、その熱が冷めないうちにと思い錦本店
 のHPに福乃友のページを作りました。一星さんが得意とする手書きの案内
 文、『冬樹便り』も掲載しました。多分4月まで連載されると思いますので、温
 かく見守ってやって下さい。

 この今期の造りの『春うさぎ』はもう少し先に入荷するのかと思っていたら、
 早速今日入荷しました。私が酔っ払った勢いで「早く出せーっ!」って言ったか
 な?

 この純米酒の中には杜氏担当の古関さんをはじめ、若い蔵人と一星さんの
 魂がたっぷりと詰まっています。7号酵母パワー炸裂ですよ。そりゃ、よっち
 ゃんも弾けますよ。配偶者も弾けていつもの水炊きです。ん?

 春うさぎは、先日蔵で呑ませてもらって美味しかったんですが、改めてキキ
 酒します。グビビッ.....

 「弾けてます!!」  シュワシュワ〜って♪

 ピリピリと躍動感のある微炭酸が、心地良く舌に響きます。にごり酒特有の
 フワフワとした口当たりで、たっぷりな米の旨みとほんのりとした甘味があり
 ながらも全体的にスッキリとした味わい。

 やっぱり美味しくて進む進む。どうもにごり酒って呑みやすくて、スイスイ行っ
 てしまいますね。1時間くらいで四合瓶一本がペロンと空いてしまいました。
 短時間で呑むと一気に酔いが回るんですよ。

 「やべっ、酔っ払う前にブログを書いてしまわないと....」と思いパソコンに向か
 いましたが、それ以降の記憶がありません。何時どうやって寝たのかも。
 やっぱり酒はゆっくりと時間をかけて呑みましょうね。チャンチャン。


 2月26日(火)・・・「マキコレのペピエール'06」

 「ひゅーるり〜♪ ひゅーるりーらら〜♪」 (また、小技か....?)

 何と何と、それはそれは冷たい北風が「ひゅーるりー」と吹く日が続いている
 今日この頃ですが、北は北海道から南は沖縄までいつもいつも大変お世話
 になっている皆さん、お元気でしょうか。

 私はと言えば、まだ秋田の時差ボケ(?)が解消していなくて眠くてどうしようも
 ないのに、こうやって毎日馬鹿みたいにブログを書いてる日々が続いてるの
 は何故なのだ?と思いながらも、朝ご飯はちゃんとお代わりする日々が続い
 ていて、「きっと配偶者の美味しい味噌汁のおかげだ、感謝感謝。」と思いつ
 つ、「少し小遣い上げてくれません?」なんて不埒な事を考えてはいけないと
 思う日々が続いていて、「これはきっと、酒のせいに違いない。」と最近気付
 いて来たのは今更遅いと思う今日この頃ですが、それはともかくとして....
 (だっ、誰か止めてっ!!)

 どうも疲れが溜まっているのか、正しい文章にまとめられないと言うのは全く
 持って嘘八百と言うのは、姑息な手段を最大の武器とする錦本店の店長の
 常套手段と言う事はバレバレな訳で......(やっ、やめろーっ!!)

 と言う訳で(?)、今日はキリリと目が覚めるような辛口の白ワインをテイスティ
 ングします。いつものようにバッカス様に敬虔なお祈りを捧げます。
 パンパン。

 「この芸風、ナントかなりません?」


 
 ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ・シュール・リー'06
 フランス・ロワール地方ナント地区 マキコレです。
 生産者名ドメーヌ・ド・ラ・ペピエール ブドウ品種ミュスカデやでー。
 ※『マキコレ』の愛称で多くの方々に親しまれている、群馬県のかない屋
 さんのホームページが出来ました。


 今日は「何と何と!!」のミュスカデやで〜♪ 

 シュール・リーとは醸造方法の一種で、森昌子の歌う「ひゅーるりー♪」とは
 全然関係ありません。随分と昔の事ですが、山口百恵・桜田淳子・森昌子の
 “中3トリオ”は私の一歳年上です。「百恵ちゃ〜ん♪」 あの頃の私は、百恵
 ちゃんは絶対にウ●コなんかする訳がないと、本気で信じ込んでいました。

 私は将来彼女と結婚するつもりでいたのに、無残にも捨てられますた.....

 それにしても、こんな長ったらしい商品名なんていちいち覚えられませんね。
 ここは一つ『ミュスカデ=森昌子』で行きましょう。錦本店に来て「森昌子のワ
 イン頂戴♪」と言っていただければ、このワインをお出しするシステムを構築
 します。

 システムと言えば、「チミんとこのホームページは、買い物の仕方が面倒な
 んだよなー。」と今日もお客さんから小言を言われました。何だかんだと電話
 でブツブツ文句を言いながらも注文をくれた北海道旭川市のKさん、今日は
 沢山のご注文ありがとうございました〜。

 前にも書いたような気がしますが、錦本店のHPに『買い物カゴ』は設置して
 いません。正確に言えば、私にはそういう近代的なシステムを導入出来る程
 の頭が無いって事です(涙涙涙or笑笑笑)。

 よく見ず知らずの県外の方から突然注文のメールをいただきますが、それだ
 けで「何だ、何だ、何だー。これは一体どういう事なんだー!?」とビックリしてい
 る私です。

 今日の画像はレストランでの食事風景に見えなくもありませんが、我が家の
 食卓です。ある方から生ハムやソーセージの類を色々といただき、「食べて
 みた感想を聞かせよ。」との特命を受けていたんです。

 その特命を配偶者に丸投げして、今日の料理となりました。洋風オデンと言
 いたいポトフでしょ〜。茹でたソーセージでしょ〜。こんがりトーストに巻いた
 生ハムと葉っぱでしょ〜。ドイツかアルザスのワインを合わせた方がいいよう
 な気がしましたが、私は酒がメイン。誰がナント言っても今日はミュスカデや
 でー。

 前置きが長くなりましたが、いい加減テイスティングに入ります。グビビッ.....

 「もっ、ももえーっ!」

 哀愁を帯びたナントも切ない百恵ちゃんの瞳とは正反対の、青春時代のよう
 な清々しく青々しい香りに、レモンやグレープフルーツなど柑橘系の香り。
 森昌子の「ひゅーるり〜♪」とは裏腹にフレッシュな酸。強いて例えるなら....

 「ようこそ、ここへ〜♪くっくくっく〜♪」の桜田淳子チックなワインです。

 更に言えば、このワインの中には『青いリンゴ』の野口五郎がいます。『青春
 スター』の森田健作がいます。デビュー当時の松田聖子もいます。爽やかで
 す! 美味しいです! 酒屋としてこんな表現ありえません。

 ナントも美味しいミュスカデやで〜。でも、こういうオヤジギャグは好かんで
 ー。以上、かない屋の社長にこのブログを読まれたら、「コラーッ!」と怒られ
 そうなコメントでした。

 さてと、馬鹿な事を書いてるヒマがあるんだったら、とっとと寝るとします。
 コテン.....

 


 2月25日(月)・・・「護摩堂甲州樽醗酵'06」

 「あ〜、美味しかった〜♪」

 でっ、パソコンに向かってブログを書こうとしたら、あんたっ。地滑りのような睡
 魔に襲われて撃沈してしまいました。どうも、一泊旅行から帰ってきた直後
 は時差ボケに悩まされ、ちょっとしたスランプ状態に陥ります。(ただの呑み
 過ぎだよ。アホか。)

 んじゃ、夕べに時間を戻しましょう。

 
 
護摩堂甲州樽醗酵'06 生産本数581本 お値段:企業ヘメツです。
 生産者名 勝沼醸造 山梨県甲州市 ブドウ品種 勝沼町産甲州100%
 

 勝沼醸造が造っている超人気の白ワイン『アルガブランカ・イセハラ'07』が、
 日本のワインメーカーとしては二番目の世界デビューを果たしました。同じく
 アルガブランカ・シリーズの『クラレーザ』と『ピッパ』はJALの国際線で提供さ
 れています。

 有賀社長の信念である、『世界に通じるワイン造り』がいよいよ花開いて来た
 んですね。日本人が他の国の人達に誇れるワインが有るなんて、いい話じゃ
 ないですか。「思いは通じる!!」 日本古来のブドウ品種である甲州種が、世
 界中から注目を集めています。

 ちなみに私は、『世界に全く通用しない酒屋』でございます。(^^: でも、こんな
 素晴らしいワインを扱える私は、それはそれは幸せな酒屋でございます。

 “護摩堂”とは、勝沼醸造が勝沼町に所有する自社畑の名前だそうです。
 総生産量は581本ってんだから、そんな稀少なワインを一本空けるのはとて
 も恐縮しますがそこは仕事と言う事でお許し下さい。

 んじゃ、テイスティングしてみます。すいません、すいません、すいません。
 グビビっ......

 通常の甲州ワインよりも濃い目の色合い。勝沼醸造が使っている樽はフレン
 チオークだったと思いますが(違ってたらすいません)、その樽に由来する香ば
 しさと柑橘系の香りがお互いに溶け合って、複雑味を醸し出しています。

 甲州種らしい出汁の効いた旨みと、柔らかな酸。やはり樽に由来する厚みと
 柔らかさ。酒の肴は鶏肉と野菜のトマト煮込みと、いただきものの生ハムで
 すが、とても良く合います。

 甲州ワインの料理との相性の守備範囲は、かなり広いです。肉料理にも良く
 合うんですよ。それに輸入ワインだと生臭みを強調してしまう事がある魚料
 理との相性と来た日にゃ、日本酒並みかそれ以上の相性ですよ。

 「あっ、そうだ!」と思って試してみたのが、画像の焼きうるめです。日本酒との
 相性は抜群で、最近ハマっています。何度かワインとも試してみましたが、
 案の定「おえっ」となるほど生臭みくなるんです。

 ところがと言うか、やっぱりと言うか、この護摩堂との相性は驚く程にピッタリ
 でした。まあ、焼きうるめを食べらながらワインを楽しむ人は居ないと思いま
 すが、魚との相性を検証するには格好の食材です。

 当たり前の事なのかも知れませんが、和食との幅広い相性では甲州ワイン
 に部がありますね。「国産ワインかー....」なーんて言ってないで、もっともっと
 甲州ワインを楽しんでいただきたいと思います。チャンチャン。

 


 2月24日(日)・・・「新生・福乃友速報!! その1」

 ども〜♪ 私の心の故郷、秋田県の福乃友から帰って来ました。

 昨日と今日の東北地方は大荒れだったようですが、私達は運良く荒れてい
 る場面には出くわさずに行きも帰りも全く問題なし。やっぱり私は晴れ男なん
 ですね〜。私の四駆は雪の道路も屁の河童。ブイブイブイ〜ンと快走でした
 よ。


 
 「俺の寝床を撮ってけれー。」(注:浮浪者ではありません。)

 この人とは約18年の長いお付き合いになりました。福乃友の一星(いちぼし)
 社長です。いや、昨年秋に社長の座は息子の雅彦君に譲り、今は“工場長”
 を名乗っています。頭を丸め一蔵人として毎日蔵に寝泊りをし、下働きとして
 一生懸命作業をしている姿には心を打たれました。

 もう60歳を過ぎていますから、引退して会長の座にでも付くのが普通なんで
 しょうが、理想と夢を追い求めて自ら造りに参加する生き様は一星さんらしい
 ところ。素晴らしい心意気じゃないですか!

 この画像は一星さんが寝泊りしている部屋です。20畳くらいある広い部屋で
 すが、古い建物で何と洗濯物が凍りつく程の寒さ!! あまりにも寒いので、カー
 テンとタンスと段ボールを使って小部屋を作ったんだそうです。

 酒造りに関しては一年生だからと言う事で、前社長にもかかわらず謙虚に下
 っ端の蔵人の部屋に泊まっています。「社長業より酒造りの方が楽だ。」な
 んて言ってますが、体重が一冬で5kgも減ったそうです。元々が細身ですか
 らその姿は痛々しい程ですが、この通り本人はいたって元気です。


 福乃友で長年活躍された鶴田杜氏が昨年秋に引退し、同時に一緒に働い
 ていた蔵人さん達も全員退職しました。それを聞いた時は「えっ、福乃友はこ
 の先どうなるんだ。会社が無くなってしまうんじゃないか!?」なんて思いまし
 た。

 こう言う話しが広まるのは早いもんで、実際にそんな噂も流れていたようで
 す。鶴田杜氏と交代して、富山の蔵元で8年間“釜屋”として修行をしていた
 弱冠33歳の古関さんが、杜氏代行として福乃友の指揮を取る事になったと
 は聞いていました。“酒造り一年生”の一星さんも含めた四人だけで.....

 「今期、まともな酒は造れるのか?」と不安はますます募るばかりでした。

 先日、一星さんから「出来た酒を見に来てけれ。」と電話が入りました。長年
 福乃友に深く関わって来た私ともう一人の酒屋さんに、今年の酒の味につい
 てどうしても意見を聞きたいと言う事でした。

 私達に駄目出しされたら、胸を張って仙台に酒を出荷出来ないでしょうから、
 いつも以上に一星さんの真剣味が電話を通して伝わって来ました。蔵元に到
 着して、早速造りを見せてもらいました。「お、おっ!!」


 

 左は麹室を案内してくれた古関さんで、右が一星さん。古関さんはかなり強
 いこだわりを持って酒造りに挑んでいるのが、言葉の端々からビシビシと伝
 わって来ます。そして、何よりも目が輝いています。

 「素人集団で酒を造っていますから。」と謙虚な言葉でしたが、この時点で私
 は「よし、福乃友は大丈夫だ!」と確信しました。杜氏の資格や経験が無くて
 も、「いい酒を造ろう。」という心意気さえあれば何とかなると思ったんです。

 斉藤さんという、20代の若い蔵人も目が輝いています。そして皆のチームワ
 ークが良く取れています。もう一人の蔵人はたまたま休みでしたが、やっぱ
 り若い人だそうです。

 造りに関しての詳しい事は割愛しますが、原料米の処理に随分と手を掛け
 ているようです。蔵人としてのルールも厳しく徹底しており、とても清潔感と若
 さと熱意にあふれた蔵になりました。

 新生・福乃友はメラメラと熱いオーラを発しています!!

 福乃友ファンの皆さん、ご安心下さい。この蔵人達と、錦本店に私がいる限
 り仙台に福乃友の火は消しません。今期の造りはタンク25本(約350石)の計
 画で、既に9本が搾られていました。慣れない少人数で造っているという事も
 あって、瓶詰めして商品化するまでにはもう少し時間がかかるみたいです。


 
 
 左の奥から二番目のタンクで『冬樹』が造られてきましたが、今年は一星さ
 ん自ら渾身の仕込みをするそうです。長年この『冬樹』に情熱を傾けてきた人
 ですから、きっと期待以上の酒を造ってくれるでしょう。3月上旬に今期の“最
 後のとり”として仕込むそうなので、4月上旬あたりに入荷すると思います。

 出来た『冬樹』に対して、私が駄目出ししなければの話しですが(笑)。

 とにかく今回の蔵元訪問で、私の心配はぶっ飛びました。それどころか、今
 まで以上に福乃友に対する期待感は膨らみました。酒を造ってる皆の目が
 輝いていて、とってもいいんだなー。

 下の“その2”に続きます。


 2月24日(日)・・・「新生・福乃友速報!! その2」

 一通り蔵を見せてもらい、造りの説明も受けて一安心。いよいよ今期に造ら
 れた酒のキキ酒をする真剣勝負の始まりです。(上の日記の続きです)


 
 「これってキキ酒の風景か???」

 蔵人が食事をする部屋には、賄いを作るオバチャンの手料理がドッサリとテ
 ーブルに並んでいました。私の大好きなシャブシャブまでありましたよ〜♪
 激ウマの牛肉で、帰ってきた今でもヨダレがでる程です。

 白菜の漬物がめちゃウマ! 比内地鶏のハムも旨くて旨くて、わたしゃもう...... 
 とりあえず料理の事は置いといて、酒の報告をしなければいけませんね。(^^:

 結論からいいますと、とても良く仕上がっています。古関さんが『素人集団』
 という割りにはビックリの完成度の高さ!! 彼は杜氏の資格も経験も無いそう
 ですが、これだけの酒を造れる技術力としっかりとしたコンセプト。そして蔵人
 の統率力は、どこの蔵に行っても十分に立派な杜氏として通用しますよ。

 蔵に置いてあった酒は、どれもキンキンに冷えていて最初のうちは良く分か
 りませんでしたが、温度が上がるにつれ今までの福乃友の味わいが蘇って
 きました。

 
 「これもキキ酒の風景なのか?」

 鶴田杜氏が造ってきた福乃友の味わいを踏襲しながらも、“古関流”とでも言
 うべき綺麗な仕上がり。本醸造から純米酒まで5種類呑ませてもらいました
 が、共通して言えるのは香りは控え目で程よい酸と旨み。食中酒として料理
 の名脇役となる申し分のない美味しさです。

 私の不安を取り除くどころか期待以上の美味しい酒が出来て、感動の涙が
 出そうでしたよ。地元には少しずつ出荷しているそうで、錦本店でも早く販売
 したいところですが、上の日記に書いた通りの事情でもう少し先になるかも
 知れません。

 「ふむふむ。こういう酒を造るって事は、この酒が好きに違いない。」

 一通り呑ませてもらって、ピンと来ました。事前に一星さんから、錦本店で販
 売している純米酒を六種類持って来てと頼まれていました。(美味しい料理と
 酒をご馳走になった上に、酒までお買い上げいただきどーもすいませーん。)

 その六本の中から「これを呑んでみて。」と開けました。私にゃどんな酒が好
 きなのか、そしてどういう方向性を目指しているのかが全てお見通しさ。
 なーんちゃって。


 
 「うわー! これ美味いっす!!」 

 どうですか、杜氏の役割を勤める古関さんの満面の笑み。激ウマ牛シャブの
 湯気に隠れてよく見えませんが、皆さんご存知『酒屋八兵衛・山廃純米酒』
 です。古関さんが造った酒を呑んでみて、共通するコンセプトを感じたんで
 す。この酒の良さを理解してもらえて、私も嬉しいです〜。

 元坂さんと女将のとうこさんも、ここに八兵衛が登場するとは夢にも思ってい
 ないでしょうけどね。これを見て、スランプを脱出して下さい(笑)。

 キキ酒と称した酒談義は17時半頃から、二次会も合わせて午前1時半まで
 延々8時間も続きました。(アホか!) だって蔵元で呑む酒って、やたらと美味
 いんだも〜ん♪

 会の途中で、古関さんと一星さんは作業に戻りました。こんな状況でも造り
 の手を抜かずに、ビジビシと気合が入っています。


 
 この臨場感あふれる酒の容器がまた、何ともいい感じ♪

 古関さんがタンクに貯蔵している酒を持って来てくれました。まさに『杜氏直
 汲み』ですね。これは秋田県に古くからある酒造好適米の、改良信交で造っ
 た純米吟醸生酒です。これがまた、美味いのなんのってあんたっ!!

 いずれドッサリと入荷予定です。その時になったら、福乃友の製品について
 コッテリと説明する事にしましょう。今回の一泊旅行は、蔵元も私達もお互い
 に価値のあるものになりました。今もその喜びを噛みしめながら、このブログ
 を書いています。

 どうぞ若い力のみなぎる、『新生・福乃友』にご期待下さい。

 えっ、今日は呑んでねーのか?って...... 夕べはちょいと呑み過ぎたしー、車の
 雪中運転も疲れたしー...と言う訳で1月7日以来、今年三回目の“自酒規制”
 ですー。

 やれやれ、長いブログを二つも書いたので肩がコリコリです。さてと、お風呂
 に入って寝よっと。コテン......




 2月22日(金)・・・「パヌール・シャルドネ」

 「うおーーーーーーーーーーーっ!!」

 体調がすこぶる絶好調です。エネルギーが有り余っているので、雄叫びを上
 げてみますた。んじゃ、おやすみなさい。コテン......

 じゃなくてー。

 今週はぶっ飛ばし過ぎて、週末ともなるとさすがに息切れだっチューネン。
 ノドが乾いて、やっすい白ワインをゴックンゴックン気分呑みたい気分です。
 今日はバッカス様にお祈りを捧げましょう。パンパン。

 
 パヌール・シャルドネ'07  880円
 チリ産辛口白ワイン ブドウ品種 有機栽培シャルドネ100%
 生産者名ヴィニェードス・エラスリス・オバリェ「何?何?何? 覚えられっか?」


 給料前の財布に優しい新着の白ワインです。栓はコルクじゃなくて、開ける
 のが楽チンなスクリューキャップです。パキッて。キュキュッて。「ワインはコ
 ルクを抜くのが面倒なんだよなー....」と言う理由で敬遠されている方もいるよ
 うですが、これなら大丈夫ですね。

 気軽に呑める価格帯のワインは、栓もスクリューキャップの方が気軽で良い
 と思っているコソクナ・ワインスキーです。んじゃ、テイスティングしてみましょ
 う。グビビッ....。

 パイナップルや柑橘系の香りはまさしくシャルドネらしいところで、給料前の
 心を優しく包み込んでくれます。たっぷりとした果実味は、給料前の口の中を
 豊かにしてくれます。給料をもらった後なら、キリッと冷やしてスッキリ感を楽
 しむのもいいでしょう。(訳分かんね)

 この価格にして十分に美味しいです! 冷蔵庫に常備しておくと何かと重宝し
 そうな白ワインでした。スルスルッと一本楽しめました♪

 実はですねー..... ほろ酔い気分でブログを書いてる途中、やってはいけない
 『戻る』を誤って押してしまいますた。するとどうなるかって言うと、書いてた
 文章が全て消えるんですよー(涙涙涙)。

 酔いと絶望感で「コテン.....。」と寝たのは言うまでもありません。
 チャンチャン。

 


 2月21日(木)・・・「陸奥八仙・槽酒」

 ど〜も〜♪ 体の細胞一つ一つがドックンドックンと元気良く息づき、どーにも
 こーにも絶好調でスーパーサイヤ人のようになって来たカンザケ・スキオで
 す。(大ゲサだっチューネン!)

 今日も日本酒が良く売れてウッシッシ♪な気分の錦本店の店長とは私の事
 でございますが、店舗の日本酒の売上は早くも今日で前年比100%を超えて
 「去年は何をやっていたんだ?」とクビを傾げる程の勢いの今日この頃でござ
 いますが、ハッタリをかますのは割りと得意な方でもございますが、この数字
 は事実でございます。(この変な文章、何とかなりません?)

 日本酒完全復活宣言!! それ行け、よっちゃん!!

 錦本店の日本酒は復活どころか、すんげー勢いで伸びています。まっ、日本
 人ですから国酒としての日本酒を呑むのが普通だーねー。とてもいい傾向に
 あるので、感謝の気持ちを込めて松尾様にお祈りを捧げます。パンパン。

 「チミも頑張ってるね♪」


 
 陸奥八仙『槽酒・ふなざけ』特別純米無濾過生原酒
 蔵元:八戸酒造 青森県八戸市 原料米:青森県産むつほまれ100%
 精米歩合:60% 日本酒度:+2 酸度:2.0
 アルコール分17度以上18度未満


 実は私.... 毎日パンパンと敬虔なお祈りを捧げていますが、内職でナンバン
 を作ってます(ウソです)。

 「川嶋さんって、辛いの好き?」と、ワインを買いに来てくれたMさんに聞かれま
 した。「それなりに好きな方ですが、テイスティングの邪魔になるような気がす
 るので夜は滅多に食べないですねー。」

 と答えたら、「まあ食べてみて下さい♪」と袋包みをくれたんです。その時に
 開ければ良かったと後で思いましたが、『よっちゃんなんばん』ってあんた!
 私の為にあるような(?)ネーミングの調味料をデパートで見つけて、わざわざ
 買って来てくれたんだと思います。ほんと嬉しいですよ(涙涙涙)。 Mさん、
 ありがとうございました。m(..)m この御礼はいずれコッテリと。

 『よっちゃんなんばん』・・・醤油・米麹・唐辛子を原料とするペースト状の調味
 料で、宮城県岩出山町のよっちゃん農場で作っているようです。私以外にも
 頑張ってるよっちゃんが居るかと思うと、うかうかしていられません。

 ちょうどいい具合に今日はマグロのシャブシャブです(ほとんど毎日ですが、
 それがどうした)。薬味代わりに『よっちゃんなんばん』をつけて食べてみたら
 あんた! 思っていたほど辛くはなくてキキ酒の妨げにもならず、純米酒にピッ
 タリじゃありませんかっ。

 こんだけ書いてるヒマがあるんだったら、じぇんじぇんお金にならないブログを
 やってるより、アフィリエイトをやってた方が小銭稼ぎになりそうだな。


 さてと、そろそろ本題に入りましょう。この槽酒は昨年12月に発売されました
 新酒ですが、初回の仕入れはあっと言う間に完売。その第二弾が今月入荷
 して、只今販売中です。余談が長くなりましたが、そろそろキキ酒してみまし
 ょう。グビビッ....

 「チリリッ♪」

 八仙らしい、香りを抑えて米の旨みをしっかりと前面に打ち出した存在感の
 ある味わい。そして『槽酒』を冠するに相応しい、ほのかにほのかにチリチリ
 とした新酒ならではのガスが舌を心地良く刺激します。

 今回も期待を裏切らない青森パワー。この豊かな味わいに、八仙ファンがど
 んどん増えています。グビッグビッと呑み進んで「今日も絶好調だし、四合瓶
 一本楽勝楽勝♪」なーんて思ってましたが、ちょいとアルコール分が高め。

 パソコンに向かって焼きうるめをアテに“二次会”をやってる途中で八仙は空
 になりましたが意識が朦朧。「あーれー.....」このブログを書いてる最中の志
 半ばにして(だから大ゲサだっチューネン!)気絶するように布団にもぐり込んだ
 ようです。チャンチャン。

 

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