| YABANJINの日々雑感 〜不思議なお話し〜 前編 2007年3月13日 |
あれはもう、14年ぐらい前の事だろうか? ホテルを辞めて国分町のバーで バーテンダーの修業をしていた頃の話しだ。当時25歳位の常連の女性がいた。 常連だし気心も知れていたので「誰か女性を紹介して」みたいな事を言った。 ほんの軽い気持ちで。そしたらその人、私の目を見て「実は斉藤さんに初めて 会った時から紹介したいと思っていた女性(ひと)がいるの。会ってみる?」 と言われて引っ込みがつかないので、「え、えぇ、是非」という事になった。 それから2.3日後だったと思う。その常連の人が例の女性を連れてきた。小柄で ふっくらとしたその顔立ちは、ジャイアンの妹(ジャイ子?)に似ていた。私の好み ではなかった.... しかしその女性は店に入って私の顔を見る見るなり「ハッ!」として、しばし凍り ついたように立ち尽くし、こう言った。「私は斉藤さんとお会いする運命だったよう ですね。」「えっ!」聞けばその女性は、凄い霊感の持ち主だという。 紹介者の女性も、ちょっとばかしそういう力があって、私に何かしら感じるものが あったらしく、その霊感の持ち主ジャイ子(ここでは便宜上ジャイ子にする)に会わ せたいらしかった。 ジャイ子は「初対面で、いきなりこんな事言って気を悪くしたらゴメンなさい斉藤 さんの隣にオカッパ頭の女の子と、小学生ぐらいの男の子が見えます。心当たり ありませんか?」 いきなり言われて少々ビックリしたが、実は女の子には心当たりがあった。 以前、親が家を建てる時に有名な霊能者に見てもらった時に、ズバリ言われた事 があったと言う。母親の一番最初の子供が、実は死産の女の子であった。供養 してもらえないその子が、寂しがって現在生きている私ら兄弟に災いをもたらす という事を言われて、慌てて位牌を求めて供養した事があった。 (実は母親以外、誰もその事を知らなかった) 「多分、、私の姉に当たる人だと思います。でも、男の子は...?」 と言うと「じゃあ、そのお姉さんが連れてきたのね」 それ以外は、お店という事もあり、人には生まれつき自然界の精霊の様のような ものが憑いてるとか何とかいう話しで「斉藤さんは、木の精霊ですよ」みたいな事 を言って終わった。 しかし、事はそれで終わらなかった。それからまた2.3日後、何と店にジャイ子から 電話がかかってきた。「斉藤さん、近日中にお会いしてお話ししなければなりません」 と言う。 何のこっちゃと思った。好みの女性ならば、すぐにでも会いたいところだが、相手は ジャイ子である。気乗りはしないが、しょうがない「じゃ、今度の休みの日に....」 と言うと「そんな悠長な事は言ってられません。明日はどうですか?」 えっ??なに何? 「斉藤さんの方向に顔を向けると、涙と耳鳴りが止まりません」 えっ、耳鼻科に行っ たら....そんな冗談も言えず、ただただ圧倒されてしまいました。 トドメは「斉藤さん...野球してたでしょ?」えっ、何でしってんの?そんな事一言 も言ってないのに....でも俺の子供の頃は皆、野球してたし珍しくないか。 「ええ...」 「斉藤さん...もう野球は二度としないって思ってるでしょ...?」 この女は何でそんな事知ってるんだよ...。私の頭は少々パニックを起こしました。 この時、私は25歳ぐらいで東北福祉大は無事卒業したものの、特待生として野球部 に入ったのに、コーチと考え方が合わず、野球は2年で辞めてしまったのだ。 今思うと、自分の心の弱さに負けたのだけど、その頃はこれで良かった、自分の選 択は正しかったのだと、無理に思い込んでいたのだ。 ところが、このジャイ子の電話のまさに10日程前に、何のきっかけもなく突然に野球 を辞めてしまった事をモー烈に後悔してしまったのだ。頭をかきむしり、涙を流し、 床をこぶしで叩いた。 しかしもう元には戻れない。この悔しさをどうしたらいいのか...私の出した結論は 「もう野球はしないし、係わらない。プロ野球のテレビ中継も見ない...」そうする事 で想いを閉じ込めてしまおうと思ったのだった。 しかし、この事は誰にも話していない。自分の心に秘めたものだったのに何故ジャイ 子は...? ちょっと時間が無いので、続きは近日後編で。 そして明かされる驚愕の事実とは!? 乞う期待 戻る |